学部長からのメッセージ

学部長からのメッセージ(平成28年4月20日)

  学生・大学院生のみなさんへ

 今回の地震ではみなさん大変ご苦労されていることと思います。
 被災された方、体調を崩しておられる方がおられるのではないかと案じています。
 幸い、黒髪北キャンパスの教育学部の建物自体は大きな被害を免れ、学部長室、総務担当、教務担当などは引き続き業務を遂行しています。
 このたび、熊本大学全体では、5月6日(金)までの休講が決定されました。
 教育学部としましても、この休講期間中の各種講座、履修登録、卒論着手届の〆切等は延期することにします。また、教育実習の日程も変更になります。
 これらの行事等の新たな日程につきましては、教育学部のホームページで随時お知らせしますので、参照していただきますようお願いします。
 学生・大学院生のみなさんは、休講期間中の大学のことは心配せず、まずは自分の身の安全と健康に留意して下さい。
 また、もし余裕がある場合は、無理のない範囲で、家族や友人、知人等、困っている周りの人を助けてあげて下さい。
 5月以降、みなさんの元気な顔を見ることができるのを楽しみにしております。

平成28年4月20日

                               教育学部長 八幡英幸

 

 

教育学部が目指すもの

  昨年の秋、教職実践基礎演習という授業の一環として、教育学部の1年生とともに最寄りの小学校を訪問した時のことです。同校の校長先生が、はじめての学校訪問でいささか緊張している学生たちに次のような課題を出されました。

 「教育」という言葉の「教」のところに何か別の字を入れて、あなたがよいと思う教育と、あなたがよくないと思う教育をあらわす言葉を作りなさい。

 その時、学生たちが挙げたのは、よい教育については「共育」「協育」「響育」、よくない教育については「脅育」「凶育」といった言葉でした。

 私は、教育学部での学びや研究の出発点は、例えばこのようなやり取りの中にあるのではないかと思います。

 すなわち、「共育」がよいと考えた人には、それは誰と誰、何と何が「共に」育つことなのかを深く学んでほしいし、「脅育」はよくないと考えた人には、子どもたちをいま「脅かしている」のは何なのかをぜひ究明してほしいのです。

 そのような探求が、子どもたちの未来に光を投げかけるものになることこそ、私たちがこの学部で目指しているところです。

 熊本大学教育学部では、「めざそう未来の人づくり」を合言葉に、教育と地域のあり方をともに考え、学び合う仲間を求めています。

 

平成28年4月

 

 教育学部長 八幡 英幸