1 一人一人の子どもたちの学びをとらえる
 子どもたちがよくわかるためには,まず自分たちのもっていることを語り合い,互いの違いに気付
くことから始めなければなりません。そして,その中で自分の考えの矛盾に気付くことで探究が始ま
ります。
 そのため,一人一人を細かに見ようとすることが大切になるのです。子どもたちを細かにとらえよ
うとするときに,個別学習やグループ学習において私たちは机間指導を行います。しかし,多くの子
どもたちにかかわるために,子どもたちの学びの様子を的確にとらえることができないことが多くあ
ります。そのため,子どもたちの学びを可視化することが必要になります。ノートやワークシート,
ポートフォリオなどを活用しながら,子どもたちと対話することにより,子どもたちの矛盾やこだわ
りを知ることができるのです。
 また,授業中だけではなく,授業後において子どもたちの可視化されたものを見たり,授業のビデ
オを見たりすることにより,子どもたちの学びの姿をとらえていくことが大切です。

2 リフレクションをもとにリ・デザインする
 主題や課題に対する自分の考えに,こだわりや矛盾を感じている子どもたちの背景を探ることが,
次の授業をよりよいものにするために大切になります。子どもたちの背景を探ることにより,その次
の手だてが見えてきます。そして,そのことをもとに,次の授業の教材や学習形態,指導方法等を子
どもたちの実態に合わせて修正しながら,よりよい学習にしていくのです。
 このようにして,クラスの子どもたちがこだわりや矛盾を感じていることを他の子どもたちに広げ
たり,一緒に考えたりすることを通して,一人一人の「わかり直し」を促すのです。
 このことを私たちは,リ・デザインと呼んでいます。リフレクションして見えてきたことをもとに,
次の授業をリ・デザインしていくことが「みんなで伸びる学習」につながっていきます。

3 平成20年8月19日(火) 夏の実践研究会
                英語活動の公開授業・模擬授業体験
 
本年度も夏の実践研究会が行われます。今年度も、英語活動の公開授業(高学年)と模擬授業体験
を行います。文部科学省指定「平成20年度小学校における英語活動等国際理解推進事業拠点校」とし
て英語ノートを使った実践にも取り組んでいます。
 会場     熊本大学教育学部附属小学校
 申し込み締切 平成20年7月26日(土)
(宛先)〒860-0081 熊本市京町本丁5番12号 熊本大学教育学部附属小学校
        横山 幸夫  宛 
        E-mail/haraguti@educ.kumamoto-u.ac.jp
        TEL/096(356)2492 FAX/096(356)2499

4 平成21年2月13日(金) 研究発表会

 本年度の研究発表会が,開催されます。本年度は、今までの研究の成果をもとにした全教科等で行い
ます。講師には東京大学の佐藤学先生をお迎えします。
 2月13日(金),熊本大学教育学部附属小学校でお待ちしています。
「みんなで伸びる授業」をデザインする
リフレクションをもとにリ・デザインする