Yoko Maeda  前田 陽子  〜総合的な学習の時間専科〜
 今年度で2年目になります。英語活動や国際交流を中心に研究に取り組んでいます。いよいよ新しい学習指導要領で高学年の「外国語活動」が必修になりました。子どもたち一人一人が,国際感覚やコミュニケーション力を身につける活動を通して,世界に目を向ける心を育てたいと思います。

かかわる喜びを味わう国際理解学習

 本校の総合的な学習の時間には,情報・追求表現・国際理解の3領域がありますが,「国際理解」において「英語活動」と「国際交流」を行っています。
 昨年度は,インドネシア,ミャンマー,ヨルダン,エジプト,パラグアイの教員研修留学生と交流を行いました。各国の先生方と直に言葉を交わし,互いの気持ちを伝え合う交流は子どもたちにとって大変貴重な体験です。高学年において年に2回の交流を継続したことは子どもたちにとって学びの多い学習となりました。
 出会いとなる1回目の交流会から発展させた2回目の交流会で,5年生は「学校を案内しよう」,6年生は「Cool Japanを伝えよう」と子どもたちの考えを取り入れ準備に取り組みました。先生方の国を調べたり,先生方が何を知りたいのかビデオメールで尋ねたりと「相手の気持ちを考えること」を大事に活動を進めました。また,共通語となる英語で「相手に分かるように伝える態度」も大切にしました。
 交流会本番で留学生の先生方が心から楽しんでいただいたことで,子どもたちは大きな達成感を味わっただけでなく,先生方の人としての温かさに触れ,世界の国々をより身近に感じることができています。子どもたちの感想の一部を下に紹介します。
「1回目と比べて2回目の交流は自信をもって接することができました。」「自分の英語が通じたことがとても嬉しくてたまりません。」「昼休みもアマイレ先生からヨルダンの遊びを教わり,日本の遊びとの共通点があることに驚きました。」「日本とミャンマーは改めて違うと思いました。」「もっと多くの言葉を知って外国の人と話してみたい。」「外国に帰っても私たちのことを色々と話してくれたら嬉しいです。」「先生方が帰っても交流を続けたい。」
 国際交流での体験や多くの発見は,外国への興味・関心だけでなく「もっと世界とつながっていきたい」という世界への架け橋の大きな土台となるに違いありません。