教育学部同窓会会長メッセージ

熊本大学教育学部同窓会の活動へのお誘い

教育学部の前身である師範学校は,明治7年(1874年)に「仮師範学校」として開校し,様々な歴史を経て、昭和24年からは「熊本大学教育学部」となり現在に至っています。この間、教師や教育関係者を中心に優れた人材を世に送り出しており、卒業生の数は約4万人に達します。同窓会も明治14年(1881年)に発足し、その活動は先人の努力によって今日まで連綿として続いています。

同窓会の目的は、会則の第1条に「会員相互の情誼を厚うし、母校との連絡を緊密にし、教育の向上発展を図ること」と謳われています。
同窓会は、会報の発行(毎年)、名簿発行(4年に1回)、年次総会、慰霊祭、母校の学生への支援など様々な活動を行っております。同窓会は、同じ学窓で学び合った者として、織物の横糸をつなぐ縦糸のように、その人間関係は、人生において非常に重要な存在であることは、多くの方が経験されていることと思います。皆様の積極的な同窓会活動へのご参加を期待しております。

ごあいさつ

同窓会長 吉永誠吾

 コロナ感染は大きなうねりのような波の形となって、しかも若い人たちへ広がっています。教育現場でもオンライン授業や分散登校など、先生方がこれまで経験されたことがないようなご苦労をおかけしているようです。

これまでにも熊本地震や熊本県南部を襲った大水害などで、会員の皆様方の大変なご苦労が会報に寄せられておりました。その中には、児童生徒の中に一人も犠牲者がなかったというような、受け持ちの先生の大きな安ど感のようなご報告もあったと記憶しています。

コロナ禍の中で、先生方はまさに暗中模索のような日々を送られていると思います。そしてその中には「もうどうしていいかわからない!」と叫びたくなるような気持ちを持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

コロナ過でもう一つ懸念されることは、コミュニケーションの機会がどんどん奪われているという現実です。世の中は今、コロナ感染防止のため、人と人との接触を避けることが常識となっています。必然的にコミュニケーションがやりにくくなっているのです。それは、子どもたちにとっても同じだと思われます。

ぜひ、会報を手に取ってページをめくってみてください。この会報の中にはそのような状況の中でのご苦労なども寄せられています。ぜひそのようなご報告に目をとめていただき、もしよければ直接連絡を取り合ったりなどされてはいかがでしょうか。この会報を通じて、会員の皆様同士が意見を交換しあったり、励ましあったりされることによって、コミュニケーションが、より活発になり、教育にもプラスになることを願っております。

熊本大学教育学部同窓会長 吉永 誠吾(熊本大学名誉教授)