研究科長からの挨拶(大学院入学者向け)


本年度は、本学の教育学研究科にとって大きな節目の年になります。

本年度から教育学研究科の中に教職大学院が開設され、従来の修士課程と合わせて、1つの大学院の中に2つの課程が存在する形になったからです。

 

これまで、教育学研究科の修士課程では、主として、学校教育に含まれる各教科・各領域の中から、いずれか1つの分野を選び、その分野の専門家の指導を受けるという体制をとってきました。

この方法には、ある1つの分野についてじっくり学び、特に理論的な側面から専門性を高めることができるというメリットがあります。

 

他方、現実の学校現場では、ある分野の専門的知識だけでは解決できないような課題が数多くあり、大学院で高められた専門性をなかなか生かすことができないという問題点があると指摘されてきました。

この点では、本年度から開設された教職大学院では、大学と教育現場を頻繁に行き来しながら、また、学部を卒業したばかりの学生と現職教員とが相互に刺激し合いながら、当初から学校現場での問題解決を意識した教育研究を行うことになります。

 

本年度教育学研究科に入学されたみなさんにぜひお願いしたいことは、1つの大学院の中に、このように性格が異なる2つの課程が存在するというメリットを生かして、課程を超えた交流を深めていただき、いずれの課程においても、理論と実践の双方の面から学びを深めていただきたいということです。

本年度は、教育学部・教育学研究科全体にとって新しい挑戦の年になります。共に学びを深めていきましょう。

 

平成29年4月