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2020(令和2)年3月をもって地域共生社会課程は課程を閉じました


地域共生社会課程 閉課程のことば 2020324

  課程主任 堀畑 正臣

 2000年(平成12年)から始まった地域共生社会課程も17期の卒業生を輩出し、2020331日を以て課程を閉じます。地域共生社会課程は20年間続いたことになります。その間、授業や卒論、ゼミなどの学生指導でお世話になった先生方も多くは熊大自体を退職されました。

2019113日に地域共生大同総会をメルパルク熊本で開催し、その際、180名の参加を得ました。うまく集まるかなと心配していました。予定は190名でしたが、1割の予定変更の欠席、1割の緊急参加でこちらの見積もり予定の180名でぴたりと人数が決まったのには驚きと慶びと安堵感がわきました。そして、楽しい会となりました。

 私は、地共の取り組みに賛同して、卒論とゼミ・授業を担当しました。その間、多くのものを学び、多くの卒業生との交流もありました。新規の授業を提供していたので国語科の授業を入れると多忙な状況であったのですが、地共の学生達と先生達との関係がとても居心地がよく、授業やゼミ、そして地共合宿と楽しい日々を体験することができました。

 はじめは軒先に雨宿りをする状況から、最後は母屋の主になり、学科主任として地共の運営と閉課程の諸作業をとり行うこととなりました。教育の醍醐味は、人と人との交流だと思います。地域共生に20年間関わることができたのに誇りを感じています。ゼミ生・卒業生と多く関わることができたのが人生の財産だと思っています。

 地域共生社会課程はこれで閉じますが、皆さんは地共で学んだ4年間を大事にして、今後も実社会で御活躍ください。熊大地域共生社会課程のレベルの高さは、案外と卒業してから実感しているものと思います。各学年ではネットワークがとれていると思いますので、それぞれの同窓会を開催して、地共の話で盛り上がってください。お誘いいただければ我々も参加します。

 卒業生の今後の活躍とご多幸を祈念し、地域共生社会課程の輝く軌跡を思いつつ、閉課程の言葉といたします。 

 17期代表 椎葉 大和

赤門の桜が咲き誇る季節となりました。この桜を見るといつも、期待に胸を膨らませながら、この門をくぐった1年生の春を思い出します。「共に有終の美を飾りませんか。」先生方のその温かい言葉に、ここでの学びを信じて受験を決心した事をよく覚えています。思い返せば、入学後すぐに熊本地震に遭い、卒業式は中止になり、多難な世代であったかと思います。しかし、一生大切にしたいと思える物を得ることが出来ました。それは、22人の地共ファイナリストとの出逢いと、地共での学びです。個性溢れる仲間達と取り組んだ、地域に根ざしたフィールドワーク。そこで営みを持つ人々の心に触れた、その経験は、各々のかけがえのないものとなり、これからの人生の糧となる事と思います。ここで学んだ事を各々がしっかりと心に刻み、「地共卒業生」として恥じぬよう、これから立派に活躍したいと思います。

最後になりましたが、私達17期を温かく見守って下さった全ての先生方、そしてOBOGの方々に心より感謝申し上げ、卒業生の言葉と致します。


お知らせ


“地共”からのメッセージ

    元課程主任 黨 武彦 (2015年8月1日)

 教育学部に教員養成以外の要素は不要、という圧力を受けて2013年末に公表された熊大教育学部のミッション(社会的役割)の再定義には、2021年度末までに地共を廃止すると書くことを余儀なくされました。いつ廃止になるのかは不透明でしたが、ついに、2015年7月31日、原田新学長は平成29年度入試の地共の募集停止を公表しました。残念ながら2016年4月の入学生が最後の学年ということになります。
 
 地共は2000年4月の設立以来、263名の卒業生を社会に送り出し、その就職実績は極めて良好です。本年度4月には推薦入試5倍、一般入試3倍という高い倍率をくぐり抜けた優秀な22名の新入生を迎えました。つまり地共そのものに廃止の要因は全くないといっても過言ではありません。
 
 おりしも、「地域とともにある学校づくり」を進めるコミュニティスクールの活用が注目される中、地域・共生・教育という基本コンセプトをもつ我が地共の存続が認められないことは、時代の要請に逆行しているとしか言えません。
 
 このような厳しい状況の中、我々はこの7月に旧菊地東中学校跡地につくられた「きくちふるさと水源交流館」で、1〜3年生の合同合宿を行い団結を深めました。この地はまさに、地共に初めて4学年がそろった2003年の5月、校庭にテントを張り、地共の未来について夜を徹して語り合った地共の原点の場所です。今回の合宿の体育館での交流活動の様子は2003年の活動を彷彿とさせるもので、深い感慨を覚えました。
 
 地共の教員は以前にまして地共への愛着を深めながら教育に取り組んでいます。現在教員平均年齢若返りの秘策を実行中です。耐震改修が進行中の「地共部屋」も2016年4月には新しくなります。
 
 地共独自の同窓会組織の充実は今後の課題です。まずは熊本在住の皆さんに取りまとめをお願いすることになると思いますが、九州各県はもとより、関東・関西などの各地域での交流活動も進んでいくことを望みます。数年後には歴代卒業生が集う「大同窓会」を開こうではありませんか。
 
 最後にあえて言わせてください。「地共」はまだ続きます。

所在地・連絡先

〒860-8555 熊本市中央区黒髪2丁目40番1号 熊本大学教育学部 地域共生社会課程

このページおよび本課程に関するお問い合わせは上記住所にお願いします。