【その他の気象用語等について】


 [平均気温、日最高気温、日最低気温]

  〔a〕平均気温の統計は、1939年までは2,6,10,14,18,22時の6回平均、1940-1952年は6,14,22時の3回平均、

    1953年以降は3,6,9,12,15,18,21,24時の8回平均である。

  〔b〕日最高気温の日界は1939年まで22時、1940年以降は24時である。

  〔c〕日最低気温の日界は1939年まで22時、1940-1952年は24時、 1953-1963年は9時、1964年以降は24時である。 

  ※日界とは、気象観測における1日の区切の時刻のこと。

    日本の気象統計では、通常は、日本標準時による24時(2400JST)  を日界としている。

 [平均値]

  日平均気温は、1時から24時までの毎正時24回の観測値の平均である。

  月(年)平均気温は、毎日(月)の平均気温の月(年)間の平均である。

 [日較差]

  1日における気象要素の最大値と最小値の差。気温の日(月・年)較差とは、1日(月・年)の最高気温と最低気温の差。

 [内陸性気候]

  年平均気温が15℃〜16℃、年降水量が1800mm前後で、気温の日較差と年較差が最も大きく、風も比較的弱い。

 [山地型気候]

  年平均気温は15℃以上、年降水量が2000mm以上、1月の平均気温が5℃以下の冷涼な気候。

 [海洋性気候]

  海陸風、季節風など、海洋と陸の間で起こる風の影響を受けるため、日較差が小さい。一般的に降水量は多い(季節により変わる)。温暖な気候を示す。




【戻る】