カラー合成画像 | ||
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トゥルーカラー画像:OLIセンサのバンド2,3,4をそれぞれ赤,緑,青に割り当てて画像化しているため,ヒトの目でみた感覚に近い色で表示される. | ナチュラルカラー画像:植物が近赤外の波長帯を強く反射する性質を活かして,OLIセンサのバンド5(近赤外)を緑に割り当てて画像化することで, 植生が多い場所を「明るい緑」で強調して表現した画像.植生が少ない都市域はピンク色で表示される. | フォールスカラー画像:OLIセンサのバンド5(近赤外)を赤色に割り当てて画像化することで,植生が多い場所を「赤」で強調表現した画像. 植生が少ない都市域は水色で表示される.植生域と非植生域の色調差が鮮明なので,農学系でよく使われる. |
植生指数(NDVI)画像 | ||
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植物は可視光赤の波長帯を吸収し,近赤外の波長帯をよく反射するという特性をもっている. その特性を活かして上の式を用いてバンド間演算を行い,植生指数(NDVI)を計算する. 正規化しているのでNDVI値の範囲は-1〜1になる.正規化することで,地形による影の影響も軽減されるため 山地の植生の様子もわかりやすくなる. | 植生が多く植生指数(NDVI値)が1に近いほど白く表示されている.建物などが多くて植生が少ない都市域は灰色, 水域は水が近赤外をほとんど反射しないためNDVI値が負になり黒く表示されている. | NDVI値0〜0.6を6ランクにレベル分けして色付けした画像. 植生が多いほど緑色に,建物などが多いほど赤色になるように表現している. 雲の部分は可視赤も近赤外もよく反射してNDVI値が都市域と同程度になるため,雲域を白色でマスク処理してある. 植生が少ない都市域はオレンジ〜赤色で表示されていてその広がりがよくわかる. |
温度分布画像 | ||
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表面温度が高い部分白色,温度が低い部分は黒色で表されている. | 温度分布がわかりやすいように,約13度から36度の温度範囲を8ランクにレベル分けして, 温度が高い方を暖色系,低い方を寒色系に色付けをしたレベルスライス画像. 陸域の温度分布を見やすくするために,海域と雲域を黒色と白色でマスク処理してある. 九州各県の県庁所在地を中心に都市域が高温になっている. |
植生分布・地表面温度分布・土地被覆分類図 [2,3] | ||
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1988/4/15 植生分布 | 1988/4/15 地表面温度分布 | 1988/4/15 土地被覆分類図 |
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1998/4/04 植生分布 | 1998/4/04 地表面温度分布 | 1998/4/04 土地被覆分類図 |
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2010/4/29 植生分布 | 2010/4/29 地表面温度分布 | 2010/4/29 土地被覆分類図 |
植生指数(NDVI値)と輝度温度の関係 [2] | ||
熊本大学周辺 | ||
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1998/04/04 植生分布 | 1998/04/04 地表面温度分布 | |
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白線上のNDVI値と輝度温度のライングラフ | 白線上のNDVI値と輝度温度の散布図 | |
天草空港周辺 | ||
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1988/04/15 植生分布 | 1988/04/15 地表面温度分布 | |
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1997/04/24 植生分布 | 1997/04/24 地表面温度分布 | |
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白線上の1988年と1997年のNDVI値 のライングラフ |
白線上の1988年と1997年輝度温度 のライングラフ |
熊本市の都市化率の推移 [3] | |||
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1988年 | 1998年 | 2010年 | 都市化率の推移 |
都市化進展図と地表面温度変化 [3] | ||
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1998年-2010年の都市化進展図 黒:1998年すでに都市域 赤色:1998年から2010年の間に都市化 |
富合の新幹線車両基地周辺の地表面温度の経年変化 |
7項目と9項目の土地被覆分類図 [3] | |||
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1988年土地被覆分類図(7項目) | 1988年土地被覆分類図(9項目) | 2010年土地被覆分類図(7項目) | 2010年土地被覆分類図(9項目) |
◇論文 [1]中原有理,地域教材作成における公共機関公開データの活用−ヒートアイランド現象学習−,平成28年度熊本大学教育学部卒業論文,2017. [2]山中美季,衛星画像を利用した熊本の熱環境学習教材の開発,平成21年度熊本大学教育学部卒業論文,2010. [3]山中美季,地球観測衛星データを用いた熊本の熱環境解析とその教材化,平成23年度熊本大学大学院教育学研究科修士論文,2012. ◇関連情報(pdfファイルにリンク) ・熊本の熱環境に関する教材開発(2.1 MB) ・ICTを活用した地域の熱環境に関する探究学習のための教材化(2.8 MB) ・衛星データ活用手順書(フリーソフト・オープンデータ) |