主な登場人物
- 源義経: 悲運の英雄。その戦(いくさ)能力の高さとその人格ゆえに実の兄に命を狙われることとなる。現在、天草御所浦の地に隠れている。
- 武蔵坊弁慶: 稀代(きたい)の忠臣。その類(たぐ)い希(まれ)なる武力で義経を補佐する。義経に最後まで従い、共に最後を迎える。”弁慶の立ち往生”はあまりにも有名。
- 那須与一: 弓の名手。今回頼朝の命をうけ、義経討伐(とうばつ)の任につく。しかし、頼朝への忠義と義経への感情との間で揺れ動いている。
- 横浦の長老: 義経をかくまっている島の長。鎌倉幕府との衝突を覚悟し、義経を保護する。
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