本校1年目になります。今年度は元気いっぱいの2年2組の担任をしています。
みなさん「遊び」と言われるとどのようなことをイメージしますか?
「自由なこと?」「楽しい?」「子どもが楽しいと思えること?」「好き勝手すること?」「不真面目?」
遊びと言われるとそのようなプラスのイメージとマイナスのイメージが混在しているのではないかと思います。
ものを転がすという一つの遊びから考えてみると・・・。
・もっと上手く転がすために,素材や傾斜を工夫してみようかな?
→試行錯誤する姿。
・さっきは,材料を工夫したから,傾斜を工夫するともっと転がるかな?
→前の事象とつなげて考える姿。
・友達の様子を見て,もっと転がすためはどうすればいいのかアイディアを出し合う。
→対話をする姿。
私の今までの実践を振り返ると指導事項やその時の身につけるべき力を全面に押し出した授業展開が多かったように感じます。
どこか,子どもたちも最初は楽しそうに学習をしていきますが,次第に盛り下がっていく・・・。
みなさんも経験されたことがあるのではないかと思います。
なので,今年は「遊び」ということを1つのテーマに。
国語科で遊ぶと言われると以下のことがイメージできるのではないでしょうか。
・劇遊び ・ペープサート ・言葉遊び ・創作活動 ・音読発表会 etc…
特に国語科では,表現する活動が中心になってくるのではないかと思います。
そのような活動自体に子どもたちがのめり込みながら,国語の学びを積み上げていく。そんな国語科学習を積み上げていきたいと思います。
現在私がその学びを支えるために考えていることは以下の3点です。
・子どもたちが没頭するための学習環境・学習デザインの工夫。
・今の学びを次時につなげるための振り返りの工夫。
・子どもたちの遊びと学びにつなげるプロセスを支える見取り。
附属小学校国語科が大切にしてきた,「自ら創造をたのしむ」をもとに実践を積み上げていきたいと思います。