本校3年目です。1年1組の担任になりました。
昨年度は、6年生担任でした。
元々人気が高めの図画工作科ですが、高学年になると、苦手意識をもち図工嫌いとなる子どもが増えてくるというデータもあります。しかし、造形活動を心から愉しみ、自分なりの表現に向かいながら、つくり出す喜びを味わうのは全員であってほしいと願いながら、授業づくりを進めてきました。
そして、子どもたちが自分の表現に向かう姿を目の当たりにするたびに、図工という教科の持つ力を改めて感じました。最初は「苦手」「うまく描けない」とつぶやいていた子が、素材に触れ、友達の工夫に刺激を受け、試行錯誤を重ねるうちに、少しずつ表情が変わっていく。その変化こそが、図工の授業づくりに携わる者としての大きな喜びでした。
特に6年生は、自分のこだわりや世界観がはっきりしてくる時期です。だからこそ、教師が「正解」を示すのではなく、子ども自身が選び、決め、つくり出すプロセスを尊重することを大切にしてきました。活動の見通しをもたせつつ、自由度を確保し、安心して挑戦できる環境を整えること。その積み重ねが、子どもたちの「やってみたい」「もっとこうしたい」という内発的な意欲につながっていきました。
そして今年度は1年生担任に戻ってきました。就学前の子どもたちは、自分で好きな遊びを選びながら活動を深めてきており、一人一人が異なる造形経験をもって小学校にやってきます。
だからこそ、その子の実態に合わせて声をかけたり、子ども同士が自然につながれるように働きかけたり、また道具や材料を選びやすく、工夫へと向かいやすい環境づくりを大切にしていきたいと考えています。
こうした手立てが、図画工作科において子どもたちの意欲を引き出し、創造的な活動へとつながっていけばいいなと思っています。
本年度も、どうぞよろしくお願いします。