フレンドシップ事業

フレンドシップ事業は、平成9年度から2~4年生を対象に「教育実践研究指導法演習」という選択科目でスタートしたものです。質の高い教師を育てるために「子どもたちと学生とのふれあい」を目的に当センターのもとで展開されています。

現在この事業は、学生たちの意識の高まりに伴い、1年生を含めた約100名による「Make Friends」というサークルとして、自主的に企画・運営されています。単位取得希望者に対しては、授業としても位置づけています。

熊本市内の公民館等の社会教育施設や熊本市生涯学習課ならびに熊本県生涯学習推進センターと連携・協力しながら、子どもが参加する行事等を企画・運営・報告する活動を行っています。

ユア・フレンド事業

ユア・フレンド事業は、熊本市教育委員会が2002年(平成14年)度から熊本大学教育学部と連携して開始されました。年々増加する不登校児童・生徒への対策として、市教育委員会が熊本大学教育学部にユア・フレンドとして活動する学生の推薦依頼を行い、大学側からユア・フレンドの学生を推薦しています。

派遣は、週1回、1日2時間程度ですが、ひとりの子どもにひとりのユア・フレンドが関わることになります。さらにユア・フレンドに対する研修・指導・助言を大学教育の一環として熊本大学教育学部がバックアップしています。

現在では、年に200名ほどの学生を推薦し、成果も見られることから、不登校児童・生徒対策の新しい取り組みとして、全国の保護者や市町村教育委員会などから注目されています。また、平成19年度入学生から活動を授業として単位認定できるようになりました。

教育相談事業

「教育相談室」では平成14年から教育臨床部門の専任教員による教育相談(カウンセリング・コンサルテーション)を行っています。対象は熊本県内の幼稚園、小学校、中学校、高校の教員および教育に関わる問題でお悩みの園児・児童・生徒とその保護者の方です。

これまでの教育相談は不登校、学級不適応、発達障害や特別支援教育に関する相談などがありました。ご相談は1回1時間程度で無料ですが予約が必要です。

お電話での予約やお問い合わせは事務室(096-325-3282)までお願いいたします。

学生支援相談事業

学生支援相談事業は、教員採用試験対策を中心に行っていますが、学生生活の様々な悩み等の相談にも応じています。

特に採用試験対策として、主に二次試験で実施される面接や論文、模擬授業(場面指導)は、学生の皆さんにとって、不安や心配が大きいと思います。そこで、経験豊富な支援スタッフ4名が実際の採用試験に適応した指導を行い、自信を持って本番の試験に臨めるよう時には厳しく、そして温かく指導しています。

利用案内

  • 利用時間
    • 4月~8月:月曜日~金曜日 13:20~19:00
    • 9月~3月:月曜日~金曜日 14:00~18:00(水曜日は19:00まで)
    • ※祝祭日は休み
  • 予約制:一人当たり40分
  • 場所:教育学部本館1階(理科教育棟の西端)S101 学生支援室
  • 電話342-2569

インターンシップ事業

本学教育学部で学ぶ学生が学校での担任等の補助的業務を行うことにより、学級経営や生徒指導等、幅広く、教師としての在り方について実践を通して学ぶことを目的にする。また、学校内の様々な業務にふれることで、現場で生じている今日的課題を理解し、業務を円滑に進める力を身につけ、子どもに対する一層の理解を深めることを目標にする。

平成16年度より、熊本市教育委員会との連携事業として開始した。

アドバイザー事業

教育学部の視点から教育現場の課題に対し助言を行う取組で、実践的支援も行っています。

学校調査申請

学生や教職員が教育現場での調査・研究を行う際に、事前に必要な手続きを行い、関係機関の許可を得るための申請手続きです。