【熊本県の気候区分】


熊本県では地域特性や気象特性を考慮して県内を大きく4つの予報区に細分している(一次細分区域)。 熊本県の天気予報もこの区分で報道されていることが多い。

県北部から中部の主に平野部を中心とする「熊本地方」、阿蘇及び県北東部山地の「阿蘇地方」, 県南部の天草諸島と芦北地方の「天草・芦北地方」、そして人吉盆地を中心とした「球磨地方」である。



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一次細分区域


気候区分特徴
  熊本地方九州の中で最も内陸的な気候である。熊本平野を中心として夏は蒸し暑いが、冬の寒さは厳しい。
  阿蘇地方熊本独特の地形の一つでもある阿蘇外輪山に囲まれ、海抜高度が400mを越す主に山地型の気候である。
冬の寒さは特に厳しいが、夏は比較的に涼しくしのぎ易い気候。
  球磨地方球磨川上流域から中流域に開けた人吉盆地を中心とした山地型の気候である。同時に四方を山に囲まれているため、内陸的気候も示す。
天草・芦北地方天草灘、八代海に面した県内では最も温暖な海洋性の気候である。冬は暖かく、夏は比較的に涼しい。



また、地域の特徴をさらに9つに細分した二次細分区域も定められている。


二次細分区域