2001年4月10日 (4/6〜4/11 東方輸送)
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| ライダー観測 *2 | つくば（4/10 8時） | 高度2 kmと4〜5 kmにダスト層 |
| 高層風 *3 | 館野（4/10 9時） |
*1 天気図：気象庁提供
*2 ライダー観測結果： Asina Dust Network
*3 高層風データ：気象庁提供
各機関に感謝申し上げます。
解析結果
- PIV解析結果は黄砂が低気圧の中心や寒冷前線の後ろに流れ込む様子を よく捉えている。
- PIV解析から求められた関東上空の黄砂の移流速度は42 km/h、流向は南方 であった。天気図や高層風の風向から総合的に考えると、PIV解析によって 高度5 km付近の黄砂の移流速度が得られたと考えられる。これはライダー 観測結果とも矛盾しない。
関連研究
- 宮内章行・飯野直子・福原 稔・矢野利明・木下紀正:
「PIVによる衛星画像を用いた黄砂の移流解析」,
日本機械学会九州支部講演論文集, pp.367-368, 2005.3. (pdf) - 増水紀勝・岩崎亮治・小山田恵・木下紀正・鵜野伊津志・ 佐竹晋輔・矢野利明・飯野直子： 「GMS-5/VISSRとNOAA/AVHRRによる2001年春季黄砂の解析」, 日本リモートセンシング学会第31回学術講演会論文集, pp.71-74, 2001. (pdf)
- 増水紀勝・福田貴広・林省吾・岩崎亮治・小山田恵・ 木下紀正・矢野利明・飯野直子： 「気象衛星ひまわりとノアによる2001年黄砂の解析」, 平成13年度鹿児島リモートセンシング研究会講演論文集, 9, pp.1-9, 2002. (pdf)
- Toshikatsu MASUMIZU, Kisei KINOSHITA, Toshiaki YANO, Shuichi TORII, Naoko IINO and Itsushi UNO: Analysis of advection and dispersion of Asian dusts using meteorological satellite data, Progress in Transport Phenomena,pp.803-808, 2002.7. The 13th International Symposium on Transport Phenomena, July 14-18, Victoria, Canada, 2002. (pdf)
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